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UiPath について
■はじめに
RPA開発で使用する UiPath について紹介します。
RPA とは、「Robotic Process Automation」(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略語で、人がパソコン上で行っている操作(クリック、文字入力等)を自動化できるソフトウェアロボット技術のことです。
UiPath とは、RPAツールの一種になります。UiPath の他には「WinActor」や「BizRobo!」等があります。
UiPathなどが人間の代わりに人間向けに作られたアプリやシステムを操作して作業を進めることができ、アプリやシステム側で自動化の仕組みが用意されていない場合や、複数のシステムをまたいだ作業なども、人間が操作可能であればそのまま自動化することができます。
UiPath は、ドラッグ&ドロップよる分かりやすい操作と操作を記録できるレコーディング機能が活用でき、ローコード開発が可能なので習得難易度が低いため、開発者以外でも開発しやすいものになっています。
ローコード開発とは、ソースコードの記述量を最小限に抑えて開発することになります。
UiPath Studio の使い方は「UiPath Studio の基礎」をご覧ください。
■UiPath とは
UiPath とはパソコン上の操作を自動化できるものです。UiPath で作成したものを実行すると操作が自動で行われます。
UiPath で作成したものを実行すれば「100件のデータをシステムに登録」したり「データを抽出・ダウンロードして資料を作成」などの何時間も掛けて手作業で行っていた作業を自動的に行ってくれます。
ExcelVBA などだけで自動化できなかったものがあれば、UiPath で自動化することができるかもしれません。
■ローコード開発とは
ローコード開発とは必要最低限のソースコードの記述で開発が可能なものになります。
UiPath では「クリック」、「文字入力」などの操作がアクティビティと呼ばれる部品で用意されており、ドラッグ&ドロップで配置することができます。
配置したアクティビティのプロパティ(どこに対してクリック・文字入力するか、何を入力するか)等を設定するだけで、必要最低限のソースコードの記述でやりたいことを自動化できます。
また、 ExcelVBA と同じように操作を記録できるレコーディング機能があります。単純なクリック・文字入力であれば、レコーディング機能で簡単に自動化できます。